パーキンソン病のリハビリ~姿勢について~
ご覧いただきありがとうございます!若彦神経リハビリセンター長坂です!
今回は姿勢について触れたいと思います.
パーキンソン病患者さんをリハビリしていると,度々遭遇する「姿勢」という課題
「仰向けになれば真っ直ぐになります」「意識すると真っ直ぐになるけど,長続きしません」
よく聞きます.
前に傾く方,横に傾く方など
.酷くなると骨盤と肋骨がくっついて痛くなり,手術をした方もいます.
科学的な知見では,体幹の柔軟性と可動性を改善することを目的としたリハビリプログラムや,個人に合わせた感覚器へのアプローチおよび触覚刺激を含む介入では姿勢の改善が得られたという報告があります.ですが,研究スケールは小規模であり,長期的な介入データはないのが現状です. ある研究では,習慣化するまで66日~120日かかると言われています.
継続して,マンツーマンでリハビリに関わる事で,姿勢改善に繋がっていくと思います!