脳卒中のリハビリについて!

ご覧いただきありがとうございます!  若彦神経リハビリセンター 洞澤です!

 

本日は、なぜリハビリで脳卒中がよくなるのかを解説したいと思います(^^♪

 

そもそも、脳には「可塑性」という、別の機能を代行できる機能が備わっています!

つまり、一度損傷してしまった脳領域も、残った脳領域が損傷した部分の機能も補ってくれるのです!

これについては、すでに1987年にわかっていたことで、サルの実験によって証明されています!

内容は、中指を切断したサルの脳を見てみると、無くなってしまった中指の脳の領域が少なくなり、中指の代わりに使用回数の増えた人差し指や薬指の脳領域が増えたと言う研究です!

 

リハビリ

 

この研究からわかる事は先ほど話した脳がなくなった機能も代わりに担ってくれるという画期的な発見もそうですが、逆に恐ろしい事は、使わないと脳領域が少なくなってしまうという事です!!

やはり、脳卒中で発生した運動麻痺は使わないと良くならない、さらには脳内では本来の脳領域が減ってしまう事すら起こるのです!

 

運動麻痺でお困りの方もいらっしゃるかと思いますが、無理のない範囲で!動かせる範囲で!動かす事が改善の第一歩となります!動かなくてもまずは手を洗う際に動かない手も一緒に洗う・食事の際にはテーブルの上にのせる等の配慮だけでもして頂けると良いと思います!

 

お困りの方はぜひご相談下さい(^^)/