本当に怖い熱中症…

 

熱中症


ご覧いただきありがとうございます!若彦神経リハビリセンター洞澤(ほらさわ)です!

今年も半年が終わり 気がつけば7月に入り 暑くなりましたね… いや、本当に暑いです…

 
今年5月の総務省のデータ「熱中症による救急搬送状況の概要」では
昨年5月と比較し 救急搬送人員が1.3倍に増え、3500人以上が病院に救急搬送されたそうです…
また、データにはない自宅療養で過ごされている方も少ないそうですし、全国的に熱中症患者が増えています…
特に 熱中症になる方の51.5%は65歳以上の高齢者で、入院診療が必要な方は約30%と多い状況です…


しかも!熱中症になる方の約30%以上は 住居など屋内で熱中症になる方が殆どでした…


そもそも 熱中症とはどのような病気なのでしょうか?

 

全日本病院協会では…
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などの様々な症状を起こす病気。 としています。

その分類は…
  Ⅰ度(軽症)   :現場での応急処置で対応できる      ーーーー 立ちくらみ 筋肉痛 大量の発汗
 Ⅱ度(中等症):病院への搬送を必要とする            ーーーー 頭痛 気分不快 吐き気 倦怠感
 Ⅲ度(重症)  :入院して集中治療の必要性がある  ーーーー 意識障害 けいれん 手足の運動障害 高体温(熱射病)

 

熱中症が起こりやすい場所は…
 ①日差しの下に限らず、気温が高くて湿度が高い場所
 ②日差しが強く風が弱い場所
 ③照り返しが強い場所 急に暑い場所に移動した場合などです

 

熱中症を予防するには…
 ①暑さを避ける    : 日陰を歩いたり、日向では帽子や日傘を使う
 ②服装を工夫する: 通気性のいいような麻や絹素材のものを着用する
 ③水分補給をする:暑い日には知らずに汗をかき、水分とミネラルが失われるので、麦茶などをこまめに飲む
 ④暑さに慣れる   : 常にエアコンを使わず、涼しい時間帯は短時間の散歩など 普段から暑さに慣れておく

 

熱中症になった場合は…
 ①涼しい環境で過ごす
 ②体内の熱を外に出すために服を脱ぎ 首や脇などを冷やす
 ③水分と塩分を補給する

 

大丈夫と思っていても 本当に恐ろしい症状ですので なる前の予防を…
十分に気をつけてお過ごし下さい٩( ‘ω’ )و