脳梗塞のピックアップ記事

①脳梗塞とは

脳梗塞とは、脳の血管がつまる症状です。
脳出血、くも膜下出血と共に、広く脳卒中に分類されます。
現在日本では、100人に一人が脳梗塞といわれており、介護が必要となる大きな要因の一つとなっております。背景には糖尿病、高脂血症など生活習慣病の患者が増加していることに加え高齢者の増加が影響しているといわれております。また、多様な後遺症を引き起こすことも大きな特徴です。

②脳梗塞の改善方法とは

脳梗塞治療方法は、薬物療法と外科手術、リハビリがあります。
ここでは、リハビリについて紹介します。
リハビリとは、脳梗塞後遺症などの様々な障がいが生じた方に対して、再びその人らしい生活を送るための能力を取り戻す訓練や治療のことです。身体・精神機能以外にも日常生活を送る上での動き方など、回復するためにはリハビリがとても重要です。また、脳梗塞による症状や後遺症は多種多様なため、その方の症状に合わせたリハビリメニューを行なうことが重要となります。

③脳梗塞のリハビリとは

脳梗塞のリハビリは急性期・回復期・維持期に分けられています。

発症直後から約数週間の急性期は、病院でリハビリを行います。この時期は、脳機能の回復や維持(脳の残存機能の低下予防)をするために、できるだけ早期にリハビリを開始することが必要です。

続いては回復期に入ります。この時期では、機能が低下している部分の回復を目的としたリハビリがメインです。後遺症の程度にもよりますが、ベッドから起き上がることから始め、座った姿勢を保てるようになったら、車いすの訓練に移ります。その後、立ち上がり・歩行・麻痺した手の機能回復などに対する訓練が中心に実施されます。

最後に維持期に入ります。自宅などに戻って、介護施設等でのリハビリを通じ、取り戻した身体機能の維持や改善をはかり、日常生活の自立と社会復帰をめざした身体機能訓練が中心になります。しかし、この時期では制度上の問題により、目標に対するリハビリの量と質の確保が困難な場合もあります。

④バイニーアプローチというリハビリ方法について

当施設は山梨県甲府市にて、自費による退院後の専門リハビリサービスを提供しております。保険診療のリハビリテーションと違い、基本的にご利用者様一人一人にあった「オーダーメイドプログラム」で提供しています。また、1ヵ月・2ヵ月・3ヵ月と期間を区切って短期集中的に行うことも出来ます。ご利用者様の尊厳を第一におき、「諦めないリハビリ」をモットーにリハビリを提供しています。

また、ここでは当施設が提供している手技の1つ「BiNI Approach(以下バイニーアプローチ)」というリハビリ方法について、具体的にご紹介いたします(BiNI Approachホームページより一部抜粋)。
バイニーアプローチは、整体やマッサージとは異なり、身体のバイオメカニクスと脳・脊髄神経系など神経科学を考慮し,筋・筋膜、脊柱、関節を調整していくリハビリ方法です。そして,本来皆さんがもっている運動パフォーマンスを向上させます。脳梗塞であっても、身体構造が改善し良好な感覚が脳に入力されると、その感覚情報は脳で処理され、良好な運動として表現されます。この良好な循環(サーキュレーション)をつくることで自然治癒力が最大限に発揮されるようになり,自己組織的に身体が回復・改善するようになるのです。

⑤実際にバイニーアプローチを受けられている方のリハビリ体験記

50歳代、脳出血を患った男性のリハビリ体験記
2017年に脳出血を発症し、右片麻痺と痺れが後遺症として残りました。回復期病院へ転院しリハビリを行ったが、運動麻痺や痺れは残存し、回復期病院退院後には徐々に体が硬くなり、歩行も杖がなくては歩けず常に人目が気になっていました。しかし、バイニーアプローチを施術して2回目が終わった際には、歩行時の姿勢やスピードが向上し、つらかった痺れも想像以上に改善したことで外出頻度が増えました。バイニーアプローチは何かが違うんです。これまで体験したつらいマッサージや筋トレではなく、勝手に良くなっている不思議なリハビリだと思い、可能性を感じました。今では車での外出もしており、仕事内容もセラピストの先生のアドバイスのもと、自分に合った仕事内容に変更し、前向きな日々を送れるようになっています!

また、麻痺した手や足を治療者が促通操作、意図した運動(随意運動)を実現・反復して貰い,その反復で大脳から脊髄までの神経回路を再建・強化する治療法(促通反復療法)も実施しております。

⑥理学療法士・作業療法士からのメッセージ

当センターはご利用者様一人一人に合わせたオリジナルなリハビリを提供させていただき、身体機能の改善を目指しております。また、一人一人の社会参加を支援すべく、ベッド上で行う身体機能訓練以外にも、ご自宅での実動作確認や車いす・ベッド等の環境調整、生活の質向上のための趣味活動への同行など様々な支援を行わせて頂いております。 これまで、今後の生活に希望を見出せなかった方でも、前向きな生活のために一歩踏み出すご支援をさせていただきますので、「手が少し動いた」「杖を使わなくて歩けた」「外出する事ができた」など生活内での改善を是非感じていただければと思います。

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